腎臓病とむくみ
むくみは腎臓病によくみられる症状です。
水分の調節をする腎臓の機能が低下した腎臓病のむくみは、おもに顔に出ます。
目のまわりがどんよりとはれてむくみ、まぶたが重く、うっとうしい感じです。
顔のむくみは、特に寝起きの朝、現れやすいでしょう。
しかし腎臓病のむくみも、ある程度以上になってくると、
顔だけでなく、足にも現れるようになります。
腎臓病のむくみにも様々な症状があります。
ネフローゼ症候群の場合、腎臓病の中でも最もむくみの症状が強くなります。
ネフローゼ症候群は、むくみの要因が幾重にも重なってあらわれ、
顔も手も足もぶよぶよにはれます。
あお向けに寝ていると背中や腰もむくみ、腹腔にも水が漏れて、腹全体がふくれあがります。
特徴的なのは頭の皮にまでむくみがあらわれ、
後頭部の皮膚がむくんで、指で押すとくぼみます。
このようなむくみの症状はネフローゼ症候群以外にはみられません。
また、急性腎炎の場合は、朝起きたとき顔やまぶたにむくみがでます。
慢性腎炎の場合はほとんどむくみの症状はみられません。
このように腎臓の機能が低下して腎不全になると、
水分の調節が上手くいかないことでむくみの症状が強くみられることが多いのです。